□□エンジンや各パーツの取り外し作業
□□各パーツの分解・点検・清掃、リペイント等の作業
□□各パーツの取り付け作業
□□完 成
バイクレストア作業風景
ホンダのCB500と言うとても希少な旧車のレストア作業風景です。
パーツを全部取り外してフレームのみに。
フレームの曲がりは無いか、破損箇所は無いか確認後、汚れを落として色を塗りキレイにします。
塗装・錆取り前のタンクとサイドカバーです。年代を感じますね。
錆取り前に穴の補修。溶接で穴埋めします。
ほとんどのバイク(旧車)のタンク内は、この様に「サビ」があり、タンクのサビや穴埋め等の処理をします。
タンク内のサビ取りとコーティング処理をしたらこの様になり、これでずっと使用できます。
タンクをキレイに塗装しなおして、キャップと鍵を取り付けます。
タンクとサイドカバーは下地を処理して後、塗装をします。この時、ラインなどを入れると更にキレイになります。
エンジンの点検。
できる事ならこの辺りもやっておきたいですね。
フレントフォークを外し、フレームネック部分のベアリングなど「ガタ」が出ているので、一度外して点検及びベアリングの数が揃っているか確認し、グリスなどを付けて組んでいきます。
エンジンはこの様にエンジンジャッキなどで吊り上げます。怪力の人ならいざ知らず、普通は腰や肩を痛めます。
バランスの悪い時は誰でもいいから手を借りましょう、又、頼まれたら気持ちよく手伝ってあげましょう。そこには友情が生まれるかもね(笑)
エンジン固定中。
エンジン固定中。
エンジン固定中。
エンジン固定完了。
後輪取り付け中。
足回りの取り付け完了。レストアの工程が進んでいきます。
実寸大のプラモデルの様に、順番に組み立てていきます。
少し行き詰ったり、分からない事があればすかさずディーラーや友人に相談するのが一番の近道の様な…。
元々付いていたリアキャリア、見た目あまり格好良くないので取り外しました。
マフラー取り付け完了。
シート取り付け。この時はまだカバーを見つけていないので元のままです。
クラッチ等は必ずカバーを外した上で中を点検します。この場合、悪い箇所があれば交換するのですが、旧車についてはすぐにバラさずに部品の確保をしてから修理にかかるのがベスト。
旧車の一番多い問題は、ゴム類やシート類が破れている事が大問題なのです。なぜなら、すぐにメーカー等に在庫が残っていれば大丈夫なのですが、無い場合やリバイバル商品しか無い場合は大変悩みます。
今回はリバイバル商品を使いましたが、キレイな方が良いですよね。HONDAロゴも入ってますし。
CB500がついに完成しました。今回は極力オリジナルパーツにこだわりました。